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満足度高める階段位置の決め方アドバイス

こんにちは。設計の上杉です。

注文住宅の間取りを考える際、多くの方がLDKや収納計画に注目します。しかし、2階建てになれば必ず必要になるのが「階段」です。

階段は1日に何度も利用するため、配置によって間取りはもちろん、生活動線や家族との繋がりに大きく関わります。今回は階段位置により後悔しないポイントのお話をします。

階段タイプには大きく分けて2パターンがあります。

まずはリビング階段です。メリットとしては動線がリビングを通るので、家族のつながりを感じることができることです。特に子育て世代では人気です。デメリットとしては冷暖房の効率が悪くなることです。室温コントールとして使うエアコンが設置されるLDKに繋がっているためどうしても冷暖房は逃げてしまいます。対策としてはロールスクリーンなどを設けてあげること有効です。

次に廊下やホール型の階段です。メリットとして家族がメインに使う階段を独立させることで来客時などリビングを通らずに他の部屋に行くことが可能なので、プライバシーを守ることができます。他にも上記のデメリットである冷暖房の悩みがなくなることです。

デメリットとしては、帰宅後そのまま2階に上がれるので、家族との会話がリビング型に比べて減ってしまうことです。対策としては手洗いスペースを経由したり、帰ってきたのを感じられるようにLDKから感じられやすいように計画することです。

階段位置には決まったルールはありません。しかし、家族構成や暮らし方に合った配置を選ぶことで、住み始めてからの満足度は大きく変わります。

間取りを考える際は、階段を単なる移動スペースとして考えるのではなく、「家族の暮らしをつなぐ重要な動線」として計画することが大切です。

これから家づくりを始める方は、ぜひ階段位置にも注目しながら理想の住まいを検討してみてください。

文:二級建築士・二級建築施工管理技士 上杉拓也