INTERVIEW
住まい手の声
平屋のいいところを活かした自分たちらしい暮らし
富士市 N様邸 2023年竣工
日本の伝統的な外壁仕上げである「焼杉」で美しく佇むN様邸。自然素材ならではの柔らかさも感じられる雰囲気は、シンボルツリーを植えられたお庭のある家が並ぶ住宅地の中に優しく馴染んでいます。隣家との境界も木塀で作られ、明るくナチュラルな庭にはガーデンチェアを置いて、豊かな時間を過ごされているご様子。ご実家で間借りしていた時から家づくりをじっくり考え、住みやすさを重視して建てた自然が感じられる平屋の家が完成。そこでの暮らしや住み心地の感想をお聞きしに訪ねました。
住み心地はいかがですか?
外気温が低い早朝は寒いものですが、そんな時でも室内があたたかい!これは、期待以上でした。
それと、日当たりの良さです。日中はリビングが太陽の日差しで明るくなり、朝はそのおかげですっきり目覚めることができ、必然的に体のスイッチが切り替わります!引っ越してすぐに体験した夏場は、風通しの良さを感じ床もカラッとしていたおかげで暑さをあまり感じることなく過ごしやすかったです。
気に入っている点は?
(ご主人)キッチンの背面です。好きなカフェがあって、カウンターの後ろにカップとソーサーを飾っている様子を参考に、造作でつくってもらいました。カウンターに座って眺めながらくつろいでいます。もう一つは、周りの家を気にせず楽器が弾けることですね!
(奥様)備え付けをコンセプトにしたドレッサーのある洗面スペースです。メイクや化粧品を集めるのが好きで、並べて使えるようにしてもらいました。鏡を2つ繋がっているようにしたのも気に入ってます。すぐに使いたいものを出し入れでき、好きなものを眺めていられて気に入ってます。
使いやすいところや住みやすさを感じるところは?
リビングのテレビボード付近に設けた収納部分です。当初収納スペースのみで考えていましたが、フジモクさんのアドバイスでヌックを取り入れました。収納も考えて作らないと使いこなせず、意味がなくなってしまうのはもったいないので、アドバイスをいただいてよかったです。それと、室内は意識して段差をなくしたので、動作にストレスを感じません。
あとは、洗濯物の出し入れが楽です。以前は、洗濯物を2階のベランダへ運んで干していました。でも雨が降ると濡らしてしまって「あー、終わり(涙)」。そんなことがストレスでしたが、この家では、洗面室、脱衣室、ランドリールームをまとめた家事動線で効率化を実現でき、雨の日でも安心して洗濯物を干すことができるようになりました。
これから建てる方へアドバイス
どういう暮らしをしたいか、家でどんなことをしたいのか?を家族で話し合ってみるのがいいなと思います。
完成見学会へ出かけたり、いろんな家やインテリア、雑貨を見るのもおすすめです。それは、本で見るよりも実際の家を見に行くのがいいです!カフェなんかもすごく参考にできますよ。そうやっていくうちに、重要視することが決まってくるのではないでしょうか。
見学した感想を夫婦で話す時間も家づくりの楽しみになりました。