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Q、「上棟式について」教えてください！ 富士・富士宮・三島 / フジモクの家
2017/01/09
住まいのノウハウ
お客様よりよくいただくご質問にお答えします。
Q、今回の質問は「上棟式ってなんですか？」です。
A：まず、上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事建物が完成することを祈願する為の儀式です。
一般的に上棟式は、新築の家の土台が出来上がり、柱、梁、桁などの骨組みが完成したあと棟木を取付けて補強する際に行われます。このように上棟式は建築工事の途中で行う儀式で、木造軸組では棟木を棟に上げるときに、鉄骨造では鉄骨工事が完了したときに行われます。
また、上棟式では、魔よけのための幣束（へいそく）を鬼門に向けて立て、四隅の柱に酒や塩、米などをまき、天地四方の神を拝み、工事の安全を祈願します。
本来の意味としては無事棟が上がったことを喜び、感謝、祈願するものですが、最近ではお施主様が職人さんをもてなす「お祝い」の意味が強くなっています。
上棟式は地鎮祭と違って神主さんに来ていただくことがないため、現場監督が式を進めることがほとんどだからかもしれませんね。また地方によって様々な風習があり、例えば棟から清酒を流したり、餅を投げたり、お金を投げたりするところもあるようです。
上棟式は必ずやらなければならないものではなく、フジモクではご希望のお客様が行なっております。もちろん餅まきも同時に行う方もいらっしゃいます。工事の安全を祈願するだけでなく、「家の建築」という一大行事の中でとても思い出に残る「儀式」になれば幸いです。
