「地震対策として建築前に考えておきたい2つのこと」/富士・富士宮・三島フジモクの家
「地震対策として建築前に考えておきたい2つのこと」
こんにちは、営業の田邉です。
かなり前から東海地震がくるくると言われておりますが、いつ起こるのでしょうか?
このまま起こらなければいいのですが・・・
ということで今回は「地震対策として家を建てる前に検討しておくこと」を書いていこうと思います。
①「耐震等級」を意識しましょう!
〜耐震等級について〜
建築基準法レベルが「等級1(最低ランク)」
:等級1の1.25倍の耐震性がある「等級2」
:等級1の1.5倍の耐震性がある「等級3(最高等級)」
となります。
警察署や消防署など災害が起きた時に倒壊してはいけないような建物は「耐震等級3」を取得していることが多いです。
ちなみに「耐震等級〇相当」という言い方をしているものが時々ありますが、これには注意が必要です。
あくまでこの「相当」は認定(住宅性能評価)を取得していない状態です。各々の会社が自社で耐震等級〇並みの構造にしている、ということで第三者のチェックを受けていないため本当にそうなっているかは分かりません。そのため、耐震等級を取得していることによる恩恵を受けることが出来ません。
上記で耐震等級の「恩恵」と書きましたが、耐震等級3を取得すると強固な住宅に住んでいるということはもちろんですが、それ以外にも地震保険で割引が適用されます。
等級1で「10%割引」 等級2で「30%割引」 等級3で「50%割引」となっております。
②「基礎」もしっかり確認しましょう!
建物の一番下で支える実は一番重要な「基礎」。
等級関係なく最低限の鉄筋の太さや間隔は定められていますが、上記の耐震等級を取得する場合は上部構造を支えるために基礎構造(鉄筋)も仕様が決まっています。
これは基礎のコンクリートが施工されてしまうと隠れてしまう所ですので、その前に検討している会社の建築現場に行ってしっかり確認しておきましょう!見るポイントは、鉄筋が綺麗に組まれているか、鉄筋と鉄筋の間隔が心もとない感じに見えるか。これは見比べなければわからない事ですので、建売の工事現場があったりしたら敷地に入らないように覗いてみたり、建築会社に素直に「見たい」と伝えてみても良いと思います。意外にも、お客様が見るだけでも分かるところですので積極的にチェックしてみてくださいね。
上記の2つに加えて「揺らさない事」も実は重要です。
フジモクでは「コーチパネル」という耐力壁を使用し、耐震等級3を取得しながらより揺れにくく倒壊しない家を造っております。見えない所にもしっかり力を入れて皆様に安心をお届けいたします。
詳しくはお問合せ下さい!
お待ちしております!
では!
(文:田邉亮 二級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター)