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「一戸建て住宅での停電への備え」/ 富士・富士宮・三島フジモクの家

「一戸建て住宅での停電への備え」

 

こんにちは、営業の田邉です。

今年もあっという間に10月! 朝晩は秋の涼しい風が気持ちいいです。

さて、最近は大雨や雷など自然が猛威をふるっております。自然災害の土砂崩れなども恐ろしいですが台風や雷雨時におこる停電も長く続くと大変ですね!

そこで今回は新築での停電への備えについて書いていこうかと思います。

 

 

・太陽光発電の活用

停電への備えについて真っ先に皆さんが思いつくのは太陽光発電だと思います。太陽が出ている間は電気が使える素晴らしい設備ですね。

ただ、皆さんがあまり知らないのは停電時に太陽光発電の電力を使えるのは、パワーコンディショナーについているコンセントのみです(メーカーによって違う場合もあります)。+太陽が陰ると使えないので、実はいざという時にあまり役に立たないのです。

・蓄電池の活用

そこで近年流行ってきたのは蓄電池です。

太陽光発電の電気を一定量蓄えておく設備です。こちらがあれば太陽が陰っても蓄電池からの電気でまかなえます。機種にもよりますが1~2日分ぐらいの電気を蓄えておくことができます。ただこちらも蓄電池についているコンセントから供給されます。機種により自動切換え型もあるようです。

これなら蓄電池付けた方がいいじゃん!となりますが、、、まだまだ高い。。中々の金額です。車1台余裕で買えてしまうぐらいはかかります(太陽光+蓄電池)。個人的にはまだお勧めはできません。

・給湯器+ガス発電システム

上記以外ではエネファームというガスを使った給湯器+ガス発電システムもあります。

こちらは停電時にガスと水が使えるようであれば電気を発電してくれます。太陽は関係ありませんので夜でも使えます。こちらもコンセントからの供給です。700W程度の発電なので冷蔵庫、テレビ、携帯充電、簡易照明ぐらいは使えます。

少し前に我が家の近くの電線にカラスの巣が絡まり、近隣一帯が5時間ぐらい停電したことがあります。その時にはエネファームが活躍しまして冷蔵庫をエネファームで動かしておりました。妻はエネファームの良さを初めて実感しておりました。

・懐中電灯やローソク、自然の力を借りる方法

さてさて、停電への備えでしたが設備機器を揃えれば備えることはできますが幾分費用がかかる所が難しい所ですね。

一番費用もかからず備えるには懐中電灯やローソクがやはり一番ですね。あとは昔からの教えの通り自然の力を借りたやり方です。夏の暑い時は軒で太陽光を遮り、打ち水などをして窓を開け涼しい風を室内に、冬の寒い時期は太陽光を室内に取り込み暖気をとるなどフジモクでは設備機器に頼らず、自然の力を借りた「軒を深く出し、風通しの良い間取」をご提案しています。

 

最新設備を使わないというわけではありません。頼り過ぎずに適度に使うことをお勧めします。

五貫島展示場で実感していただければと思います!お待ちしております!

 

(文:二級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 田邉亮)