最近の子ども部屋事情について/富士・富士宮・三島フジモクの家
最近の子ども部屋事情について
こんにちは。営業の小池です。
お客様との家づくりを通じて、子ども部屋の作り方への考え方が多様化しているように感じています。具体的にどのようにつくるかといった話し合いでは、新築時に子ども部屋を作らないという要望や、将来は奥様の趣味部屋を想定したつくり方をするといった声に驚かされつつ計画を進めることがありました。注文住宅ならではのご要望として面白さを感じつつも、最近のトレンド、考え方を整理すると、さらに昔からの常識が変わっていることを実感します。

そこで、今回は最新の子ども部屋の考え方を4つのポイントでご紹介します。新築の間取りをご検討の方の参考になればと思います。
1.コンパクト化
敷地や建築コストの制約、ライフスタイルの変化(共働き・家の使い方の見直し)などから、子供部屋を小さめにするケースが増えています。4〜5畳くらいの広さを想定する家庭も多くなってきました。
2.共有スペース活用 または 個室分化を遅らせる傾向
小さい子どものうちはリビング学習など「共有スペースで勉強する」ことを重視する家庭が多いです。また、完全な個室を持たせるのは小学校入学時あるいは思春期を迎える頃、というタイミングでよいと考える意見も多くあります。
3.将来の使い道も視野に入れた可変性・柔軟性
子どもが成長した後、部屋を別の用途(趣味・書斎・来客用など)にできるような間取りや家具配置を最初から想定するケース。仕切りを後から入れられるようにしたり、家具が動かしたりできること重視します。
4.子どもの成長段階に応じた設計
年齢・学年によって必要な機能(就寝、遊び、勉強、収納量など)が変わるので、最初からすべて 用意するより、段階的に変化できる設計にする考え方。
新築住宅で「子ども部屋」をどうつくるか、最近のトレンド・考え方を整理すると、昔からの常識が変わってきています。暮らし方も多様化していますので皆様も是非ご参考になさってください。
(文:営業 小池志雄)





