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外構とカーポート/富士・富士宮・三島フジモクの家

外構とカーポート

外構工事担当の勝又です。今回は「カーポート」の話をします。私は外構プランを作成する前に、まずご要望のヒアリングを行います。「カーポート、あったらいいな…」の声は意外と多くあります。特に雨の日を想像すると、なんだか欲しくなりますよね。小さな子供と一緒、買い物袋をたくさん持って…など、傘を差しながらの乗り降りは大変ですからね。

 

〇カーポートとは

車を雨や雪、日差しなどから守るための屋根付きの駐車スペースのことです。1台用・2台用・縦列用などサイズは様々です。(形状は似ていますが、壁やシャッターが付く大きなタイプは「ガレージ」と呼ばれます)

〇どんな構造?

基礎、柱、梁、屋根、雨樋で構成されています。

柱は2本または4本で、アルミ製のものが多いです。その下にはコンクリートの基礎があり、地中に埋まっています。簡単な構造なので、「強風で吹き飛ばないかな?」と心配される方もいらっしゃいます。どのメーカーのどの製品も、耐風圧強度が設定されていて、強さが数値でわかるようになっています。日常的に風がよく吹く地域は、強度が高い製品をお選びください。

屋根にはアーチ型とフラット型があります。材質は遮光性に優れたポリカーボネート、スタイリッシュなアルミ形材が主流です。アルミ形材には、木目調のラッピングができるタイプもあります。

カーポートの上に降る雨水は、端部の雨樋によって回収されます。付近を歩く方が濡れないような仕組みになっています。

〇金額に響く要素は何?

大きな要素は、「駐車台数」と「屋根のデザイン」です。当たり前かもしれませんが、複数台停められてかっこいいカーポートは高価です。例えば同じ2台分でも、

  • 4800×5000
  • 5400×5000
  • 6000×5000

というように、幅を選ぶことができます。「ギリギリ2台」か「ゆったり2台」か、実際に使用する想定で考えてみましょう。自家用車の車種によっても、余裕がどの程度できるかは変わってきます。

カーポートがあることで、日々の車の乗り降りが少し楽になります。雨粒や日差しが直接当たらないので、車の汚れや痛みも軽減できますね。ご自宅にどんな駐車スペースを作りたいのか、是非お話を聴かせてください。

文:開発・ソリューション担当 一級土木施工管理技士・二級建築施工管理技士 勝又優