地域の特性を活かした住宅設計/富士・富士宮・三島フジモクの家
地域の特性を活かした住宅設計
こんにちは、設計の上杉です。今回は地域の気候や風土に合わせた住宅設計のお話をします。
まずは富士市の気候についてですが全国的に見ると比較的温暖な気候に恵まれているといえます。また日本で唯一富士山と海があるまちでもあり、標高差もあることから時には大雨・強風などの激しい気象現象が現れることも、、、富士市の中でも計画する立地によって気候などは様々です。
- 周辺環境を考えた家づくり
家づくりをする上で周辺環境を思索することは大切です。多雪地域や河川が近い地域、周辺建物や道路などを読み取り駐車場はどこがいいのか、どこが日当たりが良く建物配置はどこがいいのかなどを検討して計画敷地を最大限活用することがポイントです。
また、計画する立地にもよりますが、窓の位置を工夫することで家の中でくつろぎながら富士山を見ることができるのも富士市ならではの魅力です。
- 快適な暮らしにするために
まずは、軒を深く出すことです。南側は日当たりが良く大きな掃き出し窓を設けるのが一般的です。設計をする上で軒を深く出すことで夏の日射を遮断し、冬の日射は積極的に取り込むことができ明るく快適な暮らしとすることができます。また外壁や窓に直接雨が当たることを防ぐことができ劣化を防止する役目もあります。
また、雨が当たる窓にはシャッターを設置することは海岸地域や山間地域など強風地域には有効です。
冒頭でもお伝えしたように計画する立地によって計画は異なります。たくさんお話しながら最適なご提案をさせて頂きますので是非一度ご相談ください。
(文:設計 二級建築士 上杉拓也)