『古屋を活かすリノベーション』/富士・富士宮・三島フジモクの家
『古屋を活かすリノベーション』
こんにちは、営業の小池です。
古い住宅を快適に蘇らせるには?
古い住宅でも、きちんと手を入れれば、今の暮らしに合った快適な住まいに生まれ変わらせることができます。ポイントは、「直すべきところ」と「暮らしやすくするところ」を見極めて、無理のない範囲で改善することです。
1. まずは現状をチェック
はじめに、住宅の状態を専門家にチェックしてもらう「住宅インスペクション」を受けるのがおすすめです。見た目ではわからない、構造や配管の老朽化、シロアリ被害、雨漏りの有無などを確認できます。
2. 修繕が必要な部分を優先的に改善
住宅の安全性と耐久性を保つためには、次のような部分の修繕が優先されます。
- 耐震補強
- 屋根・外壁の修理
- 古い配管や電気設備の交換
- 断熱材の追加や窓の断熱化
- シロアリ・湿気対策
これらをしっかり直すことで、住まいの基本性能が上がり、長く安心して暮らせるようになります。
3. 暮らしやすくするリノベーション
次に、使い勝手や快適さを高めるために、内装や間取り、水回りの設備などを見直します。
- キッチンや浴室、トイレの交換
- 壁紙や床材の貼り替え
- 間取り変更(例:和室をLDKに)
- 収納スペースの増設
これらを行うことで、今の生活スタイルに合った住まいにすることができます。
4. 快適性と省エネのための工夫
古い家は夏暑く冬寒いことが多いため、断熱や気密性の向上も重要です。以下のような工事で、冷暖房効率を高め、光熱費も抑えられます。
- 断熱窓や二重サッシの導入
- 断熱材の追加
- 太陽光発電や省エネ設備の導入
5. 補助金の活用も忘れずに
リフォームやリノベーションには、国や自治体の補助金を活用できる場合があります。特に、断熱改修や耐震補強、省エネ設備の導入には補助が出やすくなっています。
古い住宅を快適にするには、「安全性」「快適性」「デザイン性」のバランスが大切です。すべてを一度に工事する必要はありません。まずは現状の診断をして、必要な部分から少しずつ手を加えていくのも立派な方法です。信頼できる専門家と相談しながら、自分らしい住まいづくりを目指しましょう。
文:営業 小池志雄