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木造住宅は地震や火事に弱いの? 

2016/09/05 住まいのノウハウ
今日は木造の家を建てているとほぼ必ず聞かれる質問をお話させてください。

木造住宅は地震に弱いというイメージがありますが、決して弱くはありません。

日本各地に建てられた木造の神社・仏閣が数百年・千年を経ても残っている事実がそのことを物語っています。

 
地震の振動エネルギーは建物の重力に比例するため、重い建物ほど大きく揺れます。
木材は鉄やコンクリートに比べて軽いので、同じ大きさの建物では木造は一番揺れません。
しかも、木材は曲げの力にも強いのです。同じ重さでの材料の強さを比較すると、圧縮に対する強さは鉄の約2倍、コンクリートの約9.5倍、引っ張りに対しての強さは鉄の約4倍、コンクリートの225倍もあります。
鉄やコンクリートは、ある一定以上の曲げの力が加わると突然破壊しますが、木材は少々の曲げの力が加わっても耐久性があり、また同じ状態に復元する力があります。
地震などの大きな力を受けたときも、ある程度変形しながら力を逃すという特性があるのです。硬く・固くではなく、しなやかに 柳に雪折れ無し と言った所でしょうか。
続いて火災についてですが、意外にも火災に強いんです。

木材は、表面が炭化すると内部まで燃焼しない性質があり、一定以上の断面を持つ太材は火災に耐えることができます。
鉄やアルミニウムは加熱すると3~5分で強度が著しく低下しますが、木材は15分経っても約60%の強度を維持します。
私の友人が消防隊員をしておりますが、木の家の方が救助に入るのに怖くないと言っておりました。
古来より伝わる『地震・雷・火事・親父』少なくとも2つは木造の家は大丈夫!と言えますね。

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