WORKS
施工事例
風通しがよくこだわりのモノがいっぱいの子ども部屋（リフォーム）
築40年ほど前にハウスメーカーで建築された奥様のご実家で暮らすK様ご家族。娘さんが中学校へ入学するタイミングに合わせて2階の居室をリフォーム・リノベーションするご依頼をいただいた。
ご相談は「フジモクさんはリフォームもできますか？」という奥様からの1通のメールから始まった。奥様とフジモクは、キト暮ラスカのイベントを通じて10年来のお付き合い。キト暮ラスカのショールームやフジモクの会社としての雰囲気から「モノづくりへの丁寧さとスタッフの親身な様子」が決め手になったそうだ。
リノベーションしたのは奥様のお姉さんが使っていた6畳の2部屋。1部屋にした後も構造上の柱が残る空間だ。日当たりの良い南側に対して、北側の窓はプライバシーを守るため磨りガラスにし、二重サッシ（インプラスを設置）として断熱性を上げている。
そしてK様のリフォーム部分でのこだわりは、奥様たってのご希望だった輸入の壁紙。貼り替えた無垢床は娘さんの希望で黒色の塗装で仕上げている。手前に置かれたクローゼットもヨーロッパからの輸入物。娘さんの誕生日にプレゼントした油絵の道具たちとともに仲良く置かれている。
「私が気に入っていた壁紙について、娘も”花柄でいい”と言ってくれてホッとしました。娘が絵を描いて、壁紙に油絵の具が飛んでしまったとしてもまた上に重ねて貼って使えばいいと思っています。」と話してくれた奥様。さらに床の仕上げの色については、ご主人の希望も聞き入れながら、いずれ変えてみる計画もあるとのこと。新しくなった部屋を見る奥様の眼差しは、早速愛情がいっぱいだ。
いつも扉を開け放って暮らすK様ご家族の住まい方に合わせて扉を無くし、風通しの良さが感じられるこの部屋は、娘さんはもちろん愛猫のビビや奥様が楽しめる空間になっている。
PHOTO GALLERY
造作した家具は床に合わせて黒色に塗装。愛猫のビビの荷重を踏まえて取り付けたフックとカゴもインテリアに。
WICのために壁を新設。
埃っぽかったカーペットを無垢床へ変更。掃除がしやすくなった。
奥様が好んで集めた小物が並ぶベッド脇の棚。
ダウンライトで奥まで明るいWIC。
扉を潰し天井まで伸ばして作った家族共有の本棚。
まどろんでほしい、と取り付けたカゴでくつろぐ愛猫のビビ。
