WORKS
施工事例
窓際のベンチで庭を眺めながら猫と暮らす木の家
家を包み込むように設けられた木塀と足元の芝の緑、そして2階まで延びる樹木で気品を感じる雰囲気のY様邸。南側に駐車スペースを配置してその前を通る車や通学の歩行者からプライベートの距離を保っている。 Y様のご要望は「窓際に座りながら外の庭を見てゆっくりすごせるようにしたい」ということで計画した愛猫と暮らす家。特徴的なのは、リビングの南側に設けた木のベンチ。FIX窓の下から階段まで続く長さがあり、奥様とお子さんがゆったりと座れてお庭をいつでも見ることができる。 ベンチがあるリビングから上を見ると、吹抜けからキャットウォークや杉の梁、レッドシダーが貼られた天井が見える。リビングには幅広のオークの床材が敷き詰められフジモクの家のご提案としている「庭のある暮らし」を木の空間で楽しむことができるお家だ。 奥様がこだわったキッチンからは扉を開けると玄関や水周り、収納のクロークへとつながり回遊できる間取りももう一つの特徴だ。寝室が1階に設けられていて、将来の生活スタイルをイメージした間取りになっている。 愛猫が自由に出入りできるよう扉に設けた凹みや、玄関ホールからダイニングへ入る造作の木製扉など、好きなものに囲まれて暮らしを楽しまれているY様邸。光と風がさわやかに入りいつも家の中が新鮮な状態で心地よい時間を送っていただけそうだ。
PHOTO GALLERY
天井のあるダイニングと吹抜けのあるがリビング繋がっている。
こだわりの家電がインテリアのように並ぶキッチンスペース。
室内からも、外の雰囲気を感じて暮らせる間取り。
ベンチからも登れる階段で佇む愛猫。
タモ材で造った木製扉。
軒がかかったウッドデッキと植栽が並ぶ庭。
フリーで使えるスペースを書斎代わりに。
2階に設けた手洗いと本棚。
無垢の木の気持ち良さを素足でたくさん味わって暮らす家。
コンパクトなスペースにもたっぷりの収納。