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施工事例

暮らし方を引き継いで建てた二世帯住宅

暮らし方を引き継いで建てた二世帯住宅

お祖父様とお父様が手がけた築70年の家で育ったご主人が、ご両親と暮らすために建て替えた二世帯住宅。間取りはお祖父様が建てた平屋にお父様が増築した家の暮らしで出来上がった「M様らしい二世帯」の生活スタイルを引き継ぐ形で考えられている。

 

新しい家に望んだのは「それぞれが自分の時間がつくれる家にしたかった。」ということ。

以前の家から二世帯暮らしをしていたM様。その家は、母家の平屋部分と2階増築部分が分かれていて、お互いのプライベートが確保できるつくりになっていたからだ。玄関は1つで、1階は親世帯2階は子世帯とし、洗濯機とお風呂は共有するのがM様ご家族の暮らし方だ。

 

1階の親世帯では、ご主人の楽しみとして採用したペレットストーブがある。その横には小上がりのスペースを設けてあり、お孫さんが遊ぶ様子を眺めながらご両親が過ごせるようになっている。

 

2階の子世帯の間取りの特徴は、奥様のご要望でつくった図書スペース。凹みとなっているそのスペースのおかげで白い壁に陰影ができ、リビング一体の明るさの中でのメリハリを楽しめる空間になっている。

また、「両親の寝室の上には居室をつくらないようにしました」というご主人の心遣いは、二世帯住宅や時間帯が異なる生活スタイルを取り入れた家づくりで参考にしたいポイントだ。  

M様ご家族みなさんの暮らし方を違和感なく表現するだけでなく、耐震性や断熱性を確保し快適さが改善された新しい住まい。これからはデッキづくりとともに庭づくりを手がけていきながら、住み継がれる家としてぜひ磨きをかけていただきたい。

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