WORKS
施工事例
富士で叶えた木と緑とともに四季を楽しむ家
ドイツの石の建築様式に触れた経験をお持ちのT様ご夫婦が、永住の地である富士で叶えた木の家。
北の道路側に設けた駐車スペースを通ってスロープと階段が杉板張りとした玄関へと導いています。植栽が緩衝材となり一層の奥行きが感じられます。
「スペースはゆったりとって、こじんまりした木の家」がご希望だったT様のためにご提案したのは、リビングで様々な種類の木材を使ったことでした。床は富士ヒノキと天井は節なしの米栂を羽目板張りにし、空間を緩やかに隔てる役割とした富士ヒノキの格子。南に設けたお庭はダイニング、リビングのどちらからも窓を開け放って眺められる間取りとなっています。
また、各所に設けた収納は仕舞うものを想定した大きさと位置で計画しています。玄関にはドイツ生活からの付き合いの愛車(自転車)を、独立型としたキッチンに設けたパントリーは奥様が家事で必要な小物が片付けられています。
木と緑そしてお庭には雨落ちの石といった自然素材と春夏秋冬をともにできることが、改めて日本や富士の地の味わいを感じとっていただけるご提案となりました。
PHOTO GALLERY
抜ける視線の先にあるお庭。
収納とピアノを設置したダイニング。
光と影が楽しめる富士ヒノキの格子。
パントリーの収納は奥様が管理。
寝室にも収納を。
2階ホールの書斎。富士山を眺めて。
土間収納のある玄関。
晴れた日は外で団欒ができる縁側。
雨落ち石はT様のお気に入り。
大きな軒を掛けた玄関。